人材不足といわれる中、在職中の従業員さんへの離職防止対策について頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
退職理由は様々なため、完全に防ぐことは難しいかもしれません。しかし、前回のブログでもお伝えした退職理由に対応した、退職防止方法を選択することはできます。
ここでは、せっかく採用した優秀な従業員さんの退職を防止する方法を、厳選して特に重要だと考える退職防止方法として4つお伝えします。
対策(1) 労働条件・職場環境の見直し
離職防止対策としてまず挙げられるのは、労働条件・職場環境の見直しです。
給与や福利厚生、勤務時間など、労働条件がネックになり離職を考える社員が多い場合、自社の就労規則の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。賃金や処遇などに影響する人事評価制度の作成や見直しも効果的かもしれません。
悩みを溜め込んでしまう前に気付けるよう、社員の心理状態を把握するための定期的な面談がオススメです。新入社員の早期退職を防ぐタイミングとして、入社日、初めての休日前、入社1か月後、入社3か月後が挙げられます。
それぞれの時期に面談を行い、悩みに合わせた対策を行うことで、優秀な人材が辞めることを防ぐことができるかもしれません。
対策(2) 人間関係やコミュニケーションの改善
離職の大きな理由として考えられるのが人間関係です。業務内容や職場環境に不安がない場合でも、苦手な上司や部下がいるだけでストレスに感じることもあります。
適切な人材配置や社内イベントなどで、社内の風通しを良くすることが重要です。人間関係による社員の悩みを早期発見するため、従業員アンケートや面談などを定期的に行うことがオススメです。
特に社内の人間関係の悩みを、社内の人に伝えにくい場合もあります。このような場合、社外の人に依頼し、1on1面談を行うと打ち明けやすい場合もあるので、検討してみてもいいかもしれません。
対策(3) 仕事へのやりがいを感じるようにする
仕事へのやりがいや満足度が低いほど、早期離職に結びつく可能性も高くなります。
やりたい仕事であるか、仕事の量や責任の重さが適切であるか、成果が見込めるか、見合う賃金が支給されているかなどは、仕事へのモチベーションに大きく影響します。
また、チャレンジしやすい風土や環境にあるかどうかも、やりがいに直結する問題と言えるでしょう。社内で表彰したり、仕事ができる、できないだけでなく、考え方や仕事への姿勢も評価対象となる人事評価制度を、離職防止の対策として活用してみてはいかがでしょうか。
対策(4) キャリアデザインを描きやすくする
「この会社で働いていてもキャリアを築けない」という不安から、離職に結びつくこともあります。
最近では会社を選ぶ基準として、「自分が成長できるか」という点も、重要視されるようになっています。自社で働くことでどのような成長ができるのか、を伝えることで、退職を防ぐことができるかもしれません。
ここまででお伝えした、1on1面談、人事評価制度の作成は当事務所でも対応可能ですので、お問い合わせください。
また、退職防止にはベテラン社員の方も含めた、「価値観研修」が効果的なため、こちらもぜひ、お問い合わせください。
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