社会保険労務士法人リライエ

ブログ

朝来市の社長へ。「自分ができる人」から「人をできるようにする人」へ。現場を自走させる『管理職脳』への切り替え方

播但連絡道路や北近畿豊岡自動車道が交差し、豊かな自然と産業が調和する朝来市。ここで事業を成長させていく中で、新卒やUターン、Iターンで新しい従業員が増え、組織が大きくなってくると、経営者様にとって避けては通れない「壁」が現れます。

それが、「社長一人で全てを管理する限界」と「現場を任せる管理職の育成」です。

会社勤めをしていると、必ず「管理職」というポジションが存在します。しかし、管理職とは単に部長や課長という肩書を持つ人のことではありません。

「経営者と現場従業員の間に立ち、全体を俯瞰して効率よく業務が遂行されるよう采配を振るう立場」――これこそが、真の管理職の役割です。

しかし、プレイヤーとして優秀だった方を新たに管理職(部長・課長など)へ抜擢した際、多くの現場でこのような壁にぶつかります。

「期待して役職に就いてもらったが、結局自分で現場の作業を手を動かしてやってしまう」

「部下の指導や全体の進捗管理が後回しになり、現場が混乱してしまう」

「管理職自身が、経営陣と現場従業員の板挟みになって疲弊している」

これは決して、抜擢された本人の能力や、やる気が足りないからではありません。一般従業員時代の感覚のまま、「管理職としての意識(管理職脳)」への切り替え方が分からないことから起こる構造的な問題なのです。

今回は、これまで地方特化で300社以上の組織改善に伴奏してきた私たち社会保険労務士法人リライエが、朝来市の企業がさらなる成長ステージへ進むために必要な「管理職の意識転換」と組織づくりのポイントをお伝えします。

  1. 「自分がやった方が早い」の罠。管理職が陥る構造的な課題

現場でトップクラスの成果を上げてきた人ほど、管理職になった途端に「プレイングマネージャーの罠」に陥りがちです。

現場の仕事に没頭し、今までと同じように自ら手を動かしてしまう。その結果、本来やるべき「チーム全体の管理」「部下の育成・指導」「業務改善」が疎かになってしまいます。

悪気はなく「現場を助けたい」「自分でやった方が確実で早い」という責任感から行動しているのですが、これが長引くと以下のような悪循環が生まれてしまいます。

  • 部下が育たない: 先輩や上司が抱え込んでしまい、若手従業員が失敗から学ぶ機会を奪ってしまう。
  • 管理職自身が限界を迎える: 現場作業と管理業務の二重苦になり、心身ともに疲弊してしまう。
  • 会社全体の停滞: 部署全体の進捗や安全・品質のチェックが甘くなり、組織としての成果が出にくくなる。

管理職がプレイヤー思考のまま止まってしまうことは、本人にとっても、育ててもらう部下にとっても、そして会社全体にとっても非常に大きな機会損失となってしまうのです。

  1. 管理職に必要な「3つの意識転換」

管理職とは、「自分ができる人」ではなく「人をできるようにする人」です。

現場で汗を流すこと自体が悪なのではありません。しかし、それが本来の役割を奪い、部下や会社全体の成長を阻害してしまっては本末転倒です。

管理職として成果を出すためには、次の「3つの意識転換(管理職脳への切り替え)」が不可欠です。

「自分の手を動かす仕事」から「人を動かす仕事」へ

自分がプレイヤーとして作業するのではなく、部下に任せて動いてもらう視点に切り替えます。そのためには、一から丁寧に行動基準を教え、安心して任せられる人材を育てることが不可欠な業務となります。

「全体最適」を常に考える

目の前の1つの作業や自部署の都合だけでなく、「会社全体・チーム全体がどう動いているか」「次に誰がどう動きやすくなるか」を俯瞰して把握する高い視野を持つ必要があります。

「結果」で評価される存在になる

一般従業員はプロセスの努力も大きく評価されますが、管理職は「チームを動かして成果を出したか」という結果で評価される立場です。自分が動くことではなく、チーム全体で成果を出すことこそが最大の使命となります。

  1. 「はたなるBOOK」で教育と判断の基準を揃える

「管理職脳に切り替えろ」と口頭で伝えるだけでは、現場の管理職も「具体的にどう指導すればいいのか」と迷ってしまいます。上司の個人の経験談や主観(「俺の若い頃は…」など)で指導してしまうと、部署ごとに指示がブレて若手従業員が混乱してしまうからです。

そこで、管理職の意識転換を強力にサポートする仕組みが、弊社が提供する「はたなるBOOK(はたなるプロミスブック)」です。

「はたなるBOOK」とは、会社の理念や独自の行動ルール、評価の基準を1冊に見える化したルールブックです。

  • 指導の「統一基準」ができる: 管理職個人の主観ではなく、「会社の共通ルール」をもとに部下へ納得感のある指導や対話(1on1)ができます。
  • 「任せる基準」が明確になる: 何をどこまでクリアすれば部下に仕事を任せてよいかが可視化されるため、抱え込みを防止できます。
  • 暗黙の了解を解消する: 「言わなくても分かるだろう」という曖昧さを排除し、新しく入ったUターン、Iターン従業員にも一貫した教育を提供できます。

明確な基準(はたなるBOOK)という土台があるからこそ、管理職は自信を持って部下を育成し、「人を動かす仕事」へと集中できるようになります。

  1. 管理職が「管理職脳」に変わると、社長の仕事はどう変わるか?

会社の未来を切り開くのは、経営者一人ではありません。

管理職が個人のプレイヤー思考を卒業し、チームを導く「管理職脳」へと切り替わった瞬間から、会社は確実に一段上の成長ステージへと駆け上がります。

現場が自律的に回り、管理職が部下を適切に育てられるようになれば、社長が些細な現場トラブルの穴埋めや細かな指示出しに追われることはなくなります。

浮いた時間とエネルギーを、「次の事業展開」「新しい地域連携」「未来への設備投資」といった、社長にしかできない本来の「経営(未来への投資)」に100%集中できるようになるのです。

さらに、「上司が明確な基準のもとで大切に育ててくれる会社」という評判は地域内外に広がり、大企業に条件で負けても「欲しい人材」を引き寄せる最高の採用ブランディング(高い定着率)へと繋がっていきます。

まとめ:朝来市の未来を担う、強い組織と管理職づくりを

「自社の管理職たちに、マネジメントの本来の役割を正しく学んでほしい」

「現場の抱え込みをなくし、部下がイキイキと自走する組織を作りたい」

そう思われた経営者様、ぜひ一度、現在のお悩みをお聞かせください。

私たちは、但馬地域唯一の「採用定着士」としてのノウハウを活かし、朝来市をはじめとする地域の企業様へ、管理職の意識改革からルールブック作成、定着支援までを一体となってサポートしています。

  • 「はたなるBOOK」作成コンサルティング(独自の社内ルールと価値観を見える化)
  • 管理職・リーダー向け研修の企画・運営(ブックを現場で活かす実践型研修)
  • 就業規則の整備・労務相談(安心して本業に集中できる環境づくり)

「まずは我が社の現状をちょっと聞いてほしい」という社長様、現在の悩みや将来への展望をぜひお聞かせください。まずはお電話にて、お気軽にお問い合わせをお待ちしております!

※YouTubeでも紹介しております。

社会保険労務士法人リライエ - YouTube

*********************

 田舎にも労使ともに働きたくなる会社を増やす!

そんな経営理念の社会保険労務士事務所です

兵庫県朝来市和田山町寺谷252番地

社会保険労務士法人リライエ

TEL 079-672-3000

FAX 079-670-0050 

*********************

Share

Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on email
メール
ブログ
お知らせ