人事評価制度を作り始める前にするべき3つのこと

前回、人事評価制度を作成する目的を決めるメリットについて、ご紹介しました。

今回は、キックオフミーティングの内容についてご紹介します。

人事評価制度を作成する目的が決まったら、キックオフミーティングでプロジェクトメンバーと人事評価制度作成の目的を共有します。

人事評価制度の作成の目的を共有することで、誤認識を防ぎます。最終的には従業員全員が人事評価制度の目的を共有することが理想です。

次に、役割分担を決めます。

最低でも、責任者と事務担当者を決めます。責任者は、責任をとる人ではなく「決定する人」、事務担当者は実際に「作成していく人」となります。

そして、ミーティング中のルールを決め、人事評価制度の目的と人事評価制度がない現状のギャップを認識します。

最後に、評価者と被評価者を決めます。評価者の中でも特に、一次評価者が重要であり候補者として、被評価者の働きを見ている管理者が第一候補となります。

普段の仕事の様子を見ていない人に、評価されたくないという意見が多いためです。

評価者には、一次評価者、二次評価者、最終評価者があり、二次評価者は部長、最終評価者は役員が候補となります。

二次評価、最終評価をすることで、きちんと見てくれていると思わせることができ一次評価者と被評価者の関係性が良くない時でも、不満が出るのを押させることができます。

建物の構造や社員数など自社の状況に合わせて考えてみてください。作成方法は、次回のブログでご紹介いたします。

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